だいじょうぶだよ

発達障害グレーゾーンの子供たちへ

偏食を入学前に克服したい!グレーゾーンの子供の偏食が心配なママへ

決まった食べ物しか食べない。食べられるメニューが極端に少ない。

そんな子供の偏食に悩んでいませんか?

とくに、小学校入学を直前に控えたお子さんの場合

給食が心配…

というお母さんも多いのではないでしょうか?

じつは、うちの娘もかなりの偏食です。

離乳食の頃から、何をあげても「べー」。食べてくれたのは「お米」だけでした。2歳、3歳…。さまざまな食材を試したり、調理方法を工夫したり…

小学校入学前に何とか偏食を克服したいと試行錯誤してきましたが、小学生になった今も、やっぱり基本は「白米」。保育園へ通う頃に比べれば、食べることができる食材は増えましたが、それでも食べられるものは限られています…。

当然、学校の給食を完食できたことは、これまでただの一度もありません。飲み込めなかった給食をほっぺの中に入れたまま家に帰宅してきた…なんていうこともあります。

何でも食べてくれる子。うらやましいですよね

できれば、小学校入学前に偏食をなおしたい!

今回は、そんな子供の偏食に思い悩むお母さんや、焦りを感じているお母さんのために、小学校の給食事情と、偏食の原因や偏食の克服に対する考え方などについてお話しします。

偏食の子供の悩み、小学校の給食ってどんな感じ?

小学校の給食は、幼稚園や保育園のお食事時間とは大きく異なります。

食の細い子供や、食べるのに時間がかかる子供、そして偏食の激しい子供。

発達障害があるかないかに関わらず、小学校入学前に「給食」を心配するお母さんは多いもの。

では実際、小学校の給食とはどのようなかんじなのでしょうか?また、学校は偏食の子供にどのような対応をしているのでしょうか?

偏食の子供には厳しい!短い給食時間

小学校の給食の時間は、手洗いや配膳の準備、片付けの時間も含め、30分から40分程度…。一年生の場合は、準備に時間がかかってしまうので、食べる時間が少なくなってしまう場合もあります。

自校給食(学校内で給食を作っている学校)ではなく、給食センターから運ばれてくる場合、食器などの回収の時間が決められていることがあり、食べる時間が短くなってしまう学校もあります。

そのため、給食が始まって一週間ほどは、4時間目を早めに切りあげ、給食の準備を始める学校もあります。また、6年生が給食の準備時間や片付けをお手伝いしている学校もあります。

それでも、給食を食べる時間は幼稚園や保育園時代より少なくなると考えておいた方がよいです。また、時間のない中、先生が一人一人の好き嫌いにゆっくり付き合い、励ましてくれるようなことはあまり期待できません。

自分でがんばるのが基本になります。

刺激が多く、気が散りやすい環境

幼稚園や保育園時代と大きく異なる点は、小学校の給食時間は音楽を含め、いろいろな放送が流れていることです。静かな環境で食べることができません。

音楽は放送委員の児童の趣向が強く、激しい曲やノリのいい曲が流れることもあります。音に敏感な子供や、じっとして食べるのが苦手な子供にとっては刺激の強い環境になります。

うるさいよぉ…。

また、クイズがあったり、時には映像が流れることもあります。落ち着いて食べることができる雰囲気はないかもしれません。ただでさえ偏食で食べるのに時間がかかってしまうのに、さまざまな刺激が加わり、さらに時間がかかってしまうこともあります。

偏食の子供「牛乳なし」もOK?!

牛乳は事前に学校に申し出ていれば、ストップさせることができます。学期末もしくは年度末にまとめて牛乳代金が返金されます。

1本50円ぐらいなので、年間にすると結構返金されます。

牛乳を飲むことがとても苦痛、恐怖…というお子さんの場合、そのような選択肢があるということを頭にいれておくといいかもしれません。

偏食ということを全面に出す必要はなく、「体質に合わない」「飲むとお腹がゆるくなるので控えたい」というような理由で学校側は十分です。

とはいえ、成長過程にある子供なので、親としてはできれば飲ませたいですよね。いつか飲めるようになるかも、という期待もあると思います。そこは、子供の状況をみて親が判断するといいかと思います。

ただ、学校給食で牛乳をストップするのであれば、その代わりとなる食べ物(飲み物)を家で食べさせる心がけは必要かもしれないですね。

偏食の子供に「残さず食べる!」は昔ほど厳しくない

一昔前は、給食は残さず食べきるのが当たり前。全部食べ終わるまで昼休みはない…、なんていうこともありました。ひどい場合だと掃除の時間になっても食べさせている…なんていうこともあったくらいです。

今の時代では考えられないことですね。

最近は、食べられる量が少ない子供に対し、食べ始める前に「減らしたい人は減らす」という対応をしているクラスがほとんどです。

それでも食べきれない場合、一品だけなら残しても良い。嫌いなものでも一口がんばれたら残しても良い。合掌の時間になったら残しても良い。など、全体的にはかなりゆるくなっています。

ただし、「給食ルール」は担任の先生によって、まちまち。厳しい先生がいることも事実です…。

「偏食」が激しいこと、発達障害の特性があることなどは、必ず担任の先生に伝えておきましょう。

基本的には「残さず食べる」という方向性で指導している先生がほとんどですが、強制的に食べさせようとする先生はいないといえます。

給食の時間が苦痛で不登校に発展するケースもあり、「偏食の子供への配慮や対応」は、柔軟になっています。

給食参観・試食会

入学後の話になりますが、ほとんどの学校では年度初めに、新一年生の保護者を対象とした「給食試食会」や「給食参観」などを行っています。

内容としては、子供たちが給食準備をしている姿、給食を食べている様子を参観したり、同じメニューの給食を保護者の方も試食したりします。

学校によって内容は少し異なるかと思いますが、食育に関する講演会があるという学校もあります。このような機会は新一年時にしかありません。

  • 子供が給食時間を楽しそうに過ごしているか
  • どんな「量」なのか
  • どんな「食事内容」なのか

というようなことを確認しておくといいですね。

給食ちゃんと食べれてる?

ついつい偏食の子供に、給食の様子を聞き出そうとしてしまいますが、偏食の子供にとってはあまり嬉しい質問ではないので、気を付けてくださいね。

偏食の子供に悩みすぎないことが大切

グレーゾーンの子供の偏食。

克服したい!

きっとお母さんは、これまでに多くの努力をしてきたことと思います。

どんなに褒めても、励ましても…一口でさえ、かたくなに食べようとしない。ちょっと強引に食べさせようとしたら、泣いたり怒ったり。もちろん、調理方法を変えてごまかそうとしたって…ダメ。

もう、どうしたらいいの…。

こんな状態じゃ、お母さんも自信をなくしてしまいますよね。

偏食は厳しくしつければ改善される?

発達障害やグレーゾーンの子供の偏食はしつけで克服できるものではありません。むしろ「厳しいしつけ」で克服させようという思いは危険です。

なかなか、食べてくれるようにならない子供に、ついつい強い口調で

がんばって食べなさい!
これ食べなかったら食後のデザートなし!

でも、むりやり食べさせようとしたり、強い口調で「食べたくない」という子供の気持ちを押さえつけようとするのは、グレーゾーンの子供には逆効果です。

嫌なイメージがインプットしやすいグレーゾーンの子供たち。食事に対するマイナスイメージを持ってしまうだけではなく、お母さんに対して不信感を抱いてしまう…なんていうことにもなりかねません。

食べなくてはいけない、ということを子供は分かっています。それでも、食べられない

その思いがあることを忘れないでくださいね。

わがままではないのです。

どんなに少量でも、食べることができたら「花まる」です。

「がんばって食べてみよう」という心がけは、これからもずっと必要です。

でも、厳しさは必要ありません。だから、お母さんも「厳しいしつけで偏食を改善しよう!」とがんばり過ぎる必要はないのです

あたたかい励ましの言葉で、少しずつがんばらせていく。それが大切です。

偏食が改善しないのは自分の料理が下手だから?

グレーゾーンの子供の偏食は、過敏さが影響している場合があります。

つぶつぶした苺のたねが気持ち悪い、きゅうりやメロンなどの青臭さ、魚の生臭さが気持ち悪い、サクサクした衣が舌にあたって痛い…。

おえぇエエ…。気持ち悪い…。

過敏になる部分は子供によって違いますが、偏食のない子供に比べると「感じ方が強い」のです。

食べたことのない食材や料理にも不安感、抵抗感が強いですね。

何これ、見たことない、食べたことない、無理っ!!

つわりの時に、炊き立てのご飯の匂いが気持ち悪かったという経験がある方もいると思います。妊娠中は嗅覚が過敏になりますよね?妊娠していない人に比べると「感じ方が強い」のです。それと同じです。

決して、料理が下手だから、料理の工夫が足りなかったから…という理由ではありません。どうして食べられないのか、何が食べられるのか、食べられないのかという傾向を知ることができれば、その子にあった調理方法や対応をとることが可能です。

子供がどのようなところに過敏さがあるのか調べてみるといいかもしれません。

偏食は大人になったら緩和される

どんなに偏食の激しいグレーゾーンの子供であっても、成長とともに食べられる物が少しずつ増えていきます。新しい食べ物への不安感が強かったり、感覚過敏があったり、こだわりがあったり…。

それらの特性は、子供の頃の方が強く、「食」に関しては大人になるにつれ緩和されることが多いです。

何かのきっかけで今まで食べられなかったものが食べられるようになる、ということもよくあります。味や見た目に対する「慣れ」も生じます。

子供はさまざまな経験をします。入学当初は「給食で食べられる物がほとんどなかった」という子供も、いつのまにか、高学年ぐらいになると改善されていた、ということがほとんどです。もちろん、食べられない物もありますが、一年生の時に比べれば、食べられるメニューは必ず増えます。

栄養のバランスより食べる楽しさを伝えよう!

偏食だけど栄養は足りている?成長に問題はない?

偏食で悩むお母さんの多くが心配することですね。

うちの娘も幼児期、白米だけ(しかも、ふりかけさえ拒絶)という状態が続いたことがあり、栄養士をしている友人に相談したことがあります。彼女いわく

極端にやせていたり、極端に低身長だったり、体が弱かったり、あきらかに健康上問題がある場合を除いては「特に問題ない」とのこと。

そして、同時にその時に彼女から言われて、少し気持ちが軽くなった言葉があります。

食事時間の楽しい会話やあたたかい雰囲気の方が大事!
栄養はそっちの方がいっぱいだから。

という言葉。

さまざまな食材からバランスよく栄養をとることは大切。

でも、あらゆる手段を使っても改善されずに困っているママにとって、その言葉や考え方は、ただのプレッシャーでしかないですよね。

白米しか口にしなかった娘に、栄養が足りていないんじゃないか、他の物も食べさせたいという思いがありましたが、救われる言葉でした。

偏食を克服しようと思い悩んでしまうより、どうしたら食事時間を楽しい時間にできるか、そこに気持ちを向ける方が大切ですよね。

おわりに

小さく生まれたけれど母乳がたくさん出たおかげか、生後半年でボンレスハム状態になった娘。

身長や体重で悩まされることはなかったんですよね。

何を食べさせても吐き出され、大泣き…。一歩もすすまない離乳食。

離乳食が始まる頃から母乳だけじゃ足りなかったのか、何となく身長や体重の伸びも悪い…。

食事に関する悩みは、その頃から始まりました。

乳幼児健診などで行われる、ママへの食育指導。

バランスよく栄養を摂取することや間食の大切さ。

さまざまな食材の味を乳児期に体験することが大事なのよ。

保健師さんからの教科書的な言葉は、ただの理想論でしかなくて、食べさせたくても食べない子供にどうすればいいのか、という解決の糸口となるようなアドバイスは一切ありませんでした。

成長すれば、少しは食べられるようになるかな。保育園に通うようになれば、食べられるものも増えるかな。

でも、保育園に通うようになっても

園で全く食べないんだけど、家で何を食べさせているんですか?

という保育士さんからの言葉。これは、毎年担任の先生が変わるごとに聞かれました。

ご飯以外に食べるものがほとんどなくて、長年苦労してきているのに…。

初めてお肉が食べれるようになりましたよ!

そんな、嬉しい言葉をかけられることもありませんでした。


自閉症の子供への偏食には、理解や知識がかなり浸透してきていると思いますが、グレーゾーンの子供の偏食は、「ただの好き嫌い」、「ただのわがまま」と捉えられてしまうことがあります。親のしつけに矛先が向くこともあります。

まだまだ周囲の無理解にママが苦しんでしまう状況があるかな…と思います。

そして、小学校では偏食児童への対応も緩くなったとはいえ、高学年では「がまんしたら食べれるはず」という考え方は、まだまだ残っています。ある特定の食材だけであれば、子供もそんなに苦痛を感じずにすみますが、これもダメ、あれもダメ…という状態だと、苦しいですよね。

保育園時代よりは食べられるものが増えた娘ですが、まだまだ苦手な食材はたくさん。

口の中に給食を隠して帰ってきたこともある娘。

こっそり、ティッシュに包んで捨てる、という知恵がなかったものかと思ってしまいますが…。

何とか高学年になるまでに、もう少し食べることができるようになったらなぁ…と願うばかりです。

でも、こんなに偏食にもかかわらず、体は丈夫です

今年度も皆勤賞♪

白米、すごいなぁー☺

ひまわり

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