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発達障害の小学生は友達ができにくい?女の子ママのサポート術を解説!

グレーな子をもつ母の思い
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  • ずっと、このまま友達ができないのだろうか。
  • いじめられたりしないだろうか。

特に、高学年になるにつれ人間関係が複雑になりがちな女の子の場合、友達ができない状況が続けば

学校に行きたくない…

なんていうことにつながりかねません。ママにとっては、大きな心配ごとの一つですよね。

学年があがっても、お友達との関係が広がらないのであれば、もしかしてそれはASDの特性が原因なのかもしれません。

でも、例え「友だちがいない」というのが、発達障がいの特性が原因であったとしても、ちょっとしたきっかけがあれば急に世界が広がり、お友達ができるということもあるのです。

その「きっかけづくり」は、低学年ほど効果的。

その「きっかけ」をママがつくってあげることもできるのです。

今回は、子どもに友だちがいない・友だちができない、と心配するママが、どのようなサポートをすればよいのか解説します。

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どうして友達がいないの?その理由とは 

友達がいない理由のひとつに、発達障がいの特性である「ASD」が原因であることがあります。

でも、ひと口に「ASD」といっても、その 特性は人それぞれ。

特にグレーゾーンの場合は、その特性が際立っているわけではないので目立ちません。「友達がいない」という女の子の人間関係の悩みは、トラブルが起こらない限り気づかれないこともあるのです

1.相手の気持ちが分かりにくい

 ASDの子どもの中には、相手の気持ちを察することや相手の状況を考えて行動することが苦手な子どもがいます。

自分の「思い」を軸に行動してしまうので、マイペースな行動や言動に、周りがついてこられない場合があるのです。

例えば、自分の思っているルールを相手に押し付ける。逆に、相手のルールを受け入れられない。などです。

また、最初は一緒に何となく遊んでいたけれど、途中で飽きて一人行動をしてしまったり、興味がない遊びだった場合は、そもそも誘われても遊びに加わらなかったりということがあります。

このようなことが日常的に続くと、相手も誘うことを敬遠するようになり、結果的に「一緒に遊ばない」「友達ができない」という状況になってしまうのです。

2.女の子特有のコミュニケーションが苦手

ASDの子どもの中には、言葉のキャッチボールを苦手としている子どもがいます。

相手の話に相づちを打つ、相手の話を聞いて自分が話す。相手の内容に合った返答をする。

女の子は、このようなスキルが男の子に対して高いため、当たり前にできてしまいますが、ASDの特性がある女の子はそれが苦手。

話をすることは好きだけど、自分の話したいことだけを一方的に話す。言葉をオブラートに包むことなく、思ったことをすぐに口に出してしまう。

という子どももいます。

場の雰囲気を察することが苦手なため、周りからは「空気が読めない子」と思われ、距離をおかれてしまうのです。

また逆に、本人が周りの女子に合わせようとすると過度に緊張したり、無口になってしまったりと、大きなストレスを抱えてしまうこともあります。

ASDの特性をもつ女の子の場合、女子特有の「群れ」や「会話のノリ」に合わせることに苦手意識を持ちやすく、当然それは女子友達との距離を生みます

つまり、「友だちがいない」「友達ができない」ということにつながるのです。

3.一人が好き

と「一人」を選択している場合もありますが、ASDの子どもの場合は、自分のペースでやりたいことをやるということも好む傾向があります。

という子どももいます。

周りが何をしていようが「今、わたしは鉄棒をしたいから鉄棒をする」。「今、わたしは本を読みたいから読書をする。」

このような子どもの場合は、自分が「鬼ごっこをしたい」という気分の時に、周りが鬼ごっこをしていれば、いっしょに遊ぶことができます。

一見すると

一緒に遊んでいる=お友達がいる

と大人の目から見えてしまうので、見過ごされるケースもあります。

友達は絶対必要?

友だちがいないのか、友だちに興味がないのか。それは、子どもによって理由はそれぞれ違います

お友達を100人作る必要はないかもしれませんが、やはり親としては一人ぐらい気の合うお友達がいて欲しいですよね。

それに、親以外の気を許せる人間。「友だち」の存在は、人間関係を学ぶ上でも子どもにとって重要です。お友達がいるに越したことはないのです。

わが子に一人でもいいから「お友だち」がいて欲しい

そんな女の子を持つ悩み多きママは、どうしたらいいのでしょうか?

次に、子どもの友達づくりに親ができるサポートについて解説します。

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友だちがいない。ママができる【友だち作りのきっかけ】とは?

特にASDの子どもは、きっかけが大切。

様子を見ていたけれど小学校に入学してから、「友達が一人もいない」という状況が続いているのであれば、やはり 友だちをつくる「きっかけ」を大人が意図的につくってあげる必要があります。

ママが子どもの同級生や保護者に興味をもつ・関わる

ということが欠かせません。

子どもがクラスの子に全く関心が持てないようでは、お友達はできにくいですよね。

そのためには、まずママが子どもと同じクラスの子やその保護者の方に興味をもち、積極的に関わることが大切です。

同じクラスの子どもの名前、全員言えますか?

同じクラスの子どもの親の顔が分かりますか?

親の顔まで全員把握するというのは難しいかもしれませんが、同じクラスの子どもや親とは、機会があれば積極的に話してみましょう。

お友達のことを子供との会話の中でさりげなく伝えていくようにしましょう。

同級生のママと仲良くなる

もちろん、子どもの友達作りのために無理矢理「ママ友になる」ということでは決してありませんが、もし、家を行き来できるような仲になれば、自然と子ども同士で共有する時間ができます。

そんな出来事がきっかけで「〇〇ちゃんと私はお友達」という意識が生まれることもあります。心の壁がすっとなくなることがあるのですね。

これまで学校では一緒に遊ぶことはなかったのに、〇〇ちゃんがいるなら…と遊べるようになることもあります。

友だちを家に誘う

子どもが自ら友だちを家に誘えるのがベストですが、これはかなり難しいステップ。ママの協力も必要です

「いつでも家に遊びにおいで♪」「今度来てね♪」と、知っている子どもに日頃からママが声をかけておくと、「今日、遊びに行っていい?」と話が発展することがあります。

家で遊ぶ場合は、ママの目も行き届くので、友だちとのやり取りにアドバイスすることもできます。

あくまで、さりげなく…

もちろん、子どもには「いつでもお友達を連れてきていいのよ。」そんな思いを伝えておいてくださいね。

自分で誘ってみたい、そう思える日が必ずきますよ。

習い事をする

英語教室やスイミングスクール、ダンスなど、数人単位での習い事をすると、友だちになりやすい状況が生まれます。

チームプレイの習い事はちょっと。。。と感じる子どもであっても、好きなことであれば取り組めます。

同じ習い事をしているということは、共通の話をするきっかけにもなります。親同士も仲良くなれるきっかけにもなりますので、無理でなければ、ぜひ一歩踏み出してみてくださいね。

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まとめ

仲のよいお友達が一人もいない

ママはとっても心配になりますよね

でも

友だちができるって

普通なのでしょうか?

簡単なことなのでしょうか?

 

ごく当たり前のことのようで

ASDの特性を持つ女の子にとって

それは、決して簡単ではなく

難しい場合があります

でも

周りの女の子たちも

どうしていいのか

どう接していいのか

分からないのかもしれません

お互い

子どもはまだ未熟

相手のことを思って行動するなんて

難しい年齢です

でも

少しのきっかけがあれば

お互い、急に近づけることもあるのです

たくさんのお友だち

決して数が多いから「いい」

そういうわけではありません

少人数でもいいから

自分を理解してくれる「友達」

それは

やっぱり必要だと

思います

ASDの特性をもつ女の子にとって

お友達づくりは

ママの協力も不可欠

そっと

背中をおしてあげてくださいね

ひまわり

 

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