出産を機に、女性っていろいろな生活の変化がありますよね。
子どもが生まれてからも当然フルタイムを続けるつもりでいたのに、仕事と育児。その両立の大変さに、仕事のスタイルを変えたという方も多くいます。
とくに、発達障害や軽度発達障害の子どもをもつ母親は、子育てに人一倍の心労が伴います。
そのため、仕事と育児の両立が難しく、フルタイムからパートへ。もしくは、退職して子育てに専念せざるを得なかったという方もいるかもしれませんね。
今回は、外に出て仕事をすることが難しい、本当は仕事がしたいけれどできない。
そんな発達障害の子どもがいるママであっても働ける「在宅ワーク」について解説します。

働きたいけど働けない…からの脱出!在宅ワーク

発達障害や軽度発達障害の子どもをもつママが「働きたいけど働けない!」その理由はさまざま。
- 療育に通っているから時間的に厳しい
- 登園・登校渋りがある
- 不登校で家を空けられない
本当は家計のために、少しでも働きたい。社会参加もしたい。
でも、「少しだけ働けるお仕事」それがなかなか見つからないのが現実なのではないでしょうか?
ではもし…
- 1日2~3時間
- 週に3日
そんな都合のよいお仕事があったら??もしかして「それぐらいなら働ける!」というママもきっといますよね。
そんな働き方ができるのが、在宅ワークです。

在宅ワークって?
在宅ワークとは、その言葉通り「在宅でのお仕事」のこと。
テレワーク、リモートワークなどと同様に、会社に行かずとも会社から離れた場所でお仕事ができるというのが特徴です。
今はスマホやPCが家にあるのは当たり前。ネット環境さえ整っていれば、クラウドソーシングでお仕事を受注することも可能です。
ちなみにクラウドソーシングとは…

お仕事の発注、そして受注。すべてがネット上で完結します。
そのお仕事を仲介してくれる企業(CMでもおなじみのクラウドワークス やランサーズなど)に無料登録しておけば、無限大と言っても過言ではないほどに、お仕事がたくさんあるんですね。
地域を選ばなくてはいけない「職安の案件」とは数が全然違います。
特にクラウドワークスは、小銭レベルのお仕事から月給100万以上なんていうお仕事まであって、仕事の種類や求められるスキルの幅も広く、初心者でも働きやすい案件が多いといえます。
そのため、昼間は本業。夜のあいた時間で副業。なんていう人も大勢いるんですね。
もちろん、最初は小銭レベルからスタートする人がほとんど。これらは「タスク」といわれる一回限りのお仕事で、少額ですが誰にでもできます。
システムに慣れるために数回程度やってみるのもいいかもしれません。
ただし、在宅ワークで「仕事」として継続的にしていきたいのであれば、やはり「継続案件」。
経験を重ね、スキルアップすれば、少しずつ自分ができる仕事の幅が広がり、稼げる金額も増えていきます。
また、知らない方もいますが、「時給制」のお仕事もあります。
何時~何時という働き方ではなく、週15時間~、月に30時間~というように、時間や場所に制約されないので、労働時間を合算することもできます。
すき間時間を有効活用すれば、一日3時間ぐらいの確保は決して難しくありません。
外に出ることなく家で仕事ができるというのは、イレギュラーなことが多い発達障害の子どもをもつママにとっては魅力的な働き方ですよね。
興味のある方は登録して、どんなお仕事があるのか見てみてくださいね。本当にいろ~んなお仕事があります。
\無料で登録/

在宅ワークでいくら稼ぐ?
在宅ワークをしたい!そう思ったら、まず稼ぎたい金額を設定することが大切です。
例えば1か月に3万円稼ぎたいと思った場合。週に5日働くと仮定すると一日に稼ぐ金額は1500円になります。
一日3時間働ける人なら、時給500円を目指します。一日2時間しか働けない人は時給750円を目指します。
このように金額を具体的に設定してお仕事を探すと、自分がしたい仕事が見つけやすくなります。
例えば、以下の表を見てください。

まずは在宅ワークをするなら赤枠の部分を目指しましょう。

ちなみに黄色枠の部分は、税金上・社会保険上で扶養に関係する金額に達してしまう部分です。
初心者でいきなりの採用は難しいですが、クラウドワークス には時給1500円~2000円程度のお仕事もあります。
経験を積むと黄枠の額に達する可能性も充分にあります。
最初は関係ない部分だと思われるかもしれませんが、とくに稼働時間が確保できる方は、計算して働かなければなりません。
せっかく頑張って働いたのに、稼いだ額によっては手取りが減ってしまうなんてことになったら、残念ですからね…。
詳しく知りたい方はコチラ(外部サイトになります)
在宅ワークのメリット・デメリット

つぎに、在宅ワークのメリット・デメリットについてお話しします。
在宅ワークのメリット
なんといっても、在宅ワークのメリットは自宅で仕事が完結するということ。
- 通勤時間がかからない
- 人間関係で疲れることがない
- 働く時間を自分で調整できる(※短時間でも働くことができる。すき間時間を合算できる)
- 時間的余裕・心の余裕から子どもの情緒も安定する
- これまでにしたことがない仕事に挑戦できる
- 交際費がかからない
- 衣服代がかからない(個人差ありますが…)
ざっと挙げるとこんな感じだと思います。
私の場合、フルタイムだった時に比べると、交際費や衣服代はかなり減りましたね。
歓送迎会や忘年会、香典費、同僚が結婚や出産などすれば、何かしらプレゼントをあげたりしますしね。
そういうお金は意外と馬鹿になりません。出勤すると衣服代も女性はかかりますよね。なんやかんや外で働くとなるとお金ってかかるものです。
なので
- 在宅で10万円稼ぐ
- パートで10万円稼ぐ
もし、同じ金額を稼ぐのであれば、結果的に①の方がメリットは多いといえます。
在宅ワークのデメリット
では次に、在宅ワークのデメリットについて説明します。
スキルや働ける時間は個人差がありますので、全ての人に当てはまるというわけではありませんが、一般的に言えるデメリットは以下のようなかんじです
- 外に出て働くより稼げない
- 一定の収入があるとは限らない
- 人との関わりが減る
- 一人で頑張らなければならない仕事が多い
- 自己管理しなければならない
- 周りから仕事をしていないように(暇)なように思われる
- モチベーションを保ちにくい
とくに自己管理は大切です。時間的なこと、金銭的なことだけでなく、精神面、体力面も。
ついお菓子とか食べてしまいますし、運動不足にもなりがちなので体重管理も大事。
また、仕事をしているという「スイッチ」を自分でしっかり入れなければなりません。これがなかなか難しいんですよね…。
「お小遣い稼ぎ」ではなく、「仕事をしている」という自覚と責任をもって、一人で頑張らなければならない。
そこには強い意志とモチベーションの継続が必要になってきます。
おわりに

今回は、発達障害児の育児と仕事の両立についてお話しました。
もちろん、在宅ワークがすべてではありません。
ただ
働きたいけど、働けない…
育児や介護。
さまざまな事情で働けないと思っている人でも
すき間時間を上手く利用すれば「働ける」のです。
これまでの仕事
これまで培ってきたスキル
これまでの働き方
在宅ワークは、それとは「違う」のかもしれません。
でも、在宅でできる仕事は
今後どんどん増えてきます。
どんな時代がきても無くなることはありません。
定年もありません。
スキルアップも自分次第。
今
育児や介護
そこに、気持ちを向けなければならない「時期」かもしれませんが
挑戦する気持ちをもって、少しずつ経験を積み重ねれば
必ずスキルは身につきます。
さまざまな「事情」と「仕事」の両立も可能です。
ぜひ、新しい世界を恐れず
チャレンジしてみてくださいね。
ひまわり

発達障害グレーゾーンの子育てに自信がない【ママが幸せになれる方法】